4月から3自治会が統合する京都府綾部市の小畑町区

4月から3自治会が統合する京都府綾部市の小畑町区

 京都府綾部市最西部の小畑町の3自治会が今春、一つの組織に統合して再出発する。少子高齢化や定年延長の影響を受け、自治会役員の担い手が減少。市内では初めての統合となり、組織の維持と負担軽減を図る。


 小畑町は本城奥、中、日向の3自治会、90世帯233人で構成している。近年は会員が減り、定年延長で働き続けるケースが増えたため、役員も70代~80代が中心と高齢化している。

 計画は2019年4月の区総会で承認され、準備委員会が発足。同規模の自治会を参考にしながら新たな規約を協議し、区民説明会を経て昨年11月に決定した。新たな自治会は今年4月に発足する予定。府や市、豊里地区自治会連合会など関係団体との調整を進めている。

 自治会内の組は14から8に統合する。役員の数が3分の1になるため、同じ人が何度も役員になることを回避する。また各自治会と上部組織の小畑町区会で二重になっていた会費も一元化し、住民負担を減らす。

 2月に新たな役員を決め、始動に備える。本城奥自治会長の奥代隆二さん(71)は「(役員任期の)2年で道筋を見つけたい」と語る。過疎高齢化進む山間部、ほかの自治会でも統合の話を耳にしているといい、「できることがあれば協力したい」と話した。