連携プレーで心肺停止状態の男性を救った市民らの表彰式(宇治市)

連携プレーで心肺停止状態の男性を救った市民らの表彰式(宇治市)

 京都府宇治市の宇治市総合福祉会館で心肺停止状態になった男性に自動体外式除細動器(AED)を使用するなど救命活動に貢献したとして、同市中消防署は謡曲サークルの松涛会、市社会福祉協議会、同市の柔道整復師西田翼さん(32)を表彰した。

 昨年12月2日、同サークルの発表会に出演中の男性(77)が突然倒れ、メンバーらが救助を呼び掛けた。

 館内に居合わせた西田さんは「自然に体が動いた」と119番通報し、市社協の職員らが心臓マッサージや備え付けのAEDを使用。救急隊の到着後、倒れた男性は意識を回復したという。

 同市宇治のうじ安心館で表彰式があり、木戸英明署長は「お手本のような連携プレー。勇気ある行動に感謝する」と述べた。同サークルの吉本孝雄会長(83)は「元看護師のメンバーを中心に素早く助けを呼べた」とし、市社協の土田恭仁子さんは「救命講習の経験を生かせてよかった」と話した。