前後を空席にした座席で試験の開始を待つ受験生(27日午前10時18分、京都市北区・京都産業大)

前後を空席にした座席で試験の開始を待つ受験生(27日午前10時18分、京都市北区・京都産業大)

 京都市北区の京都産業大で27日、2021年度一般選抜(一般入試)が始まり、京都や滋賀の私立大入試が本格化した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、2月上旬にかけて一般入試がスタートする多くの私大は対策に力を入れている。

 京産大では27日、10学部で約1300人が受験。マスク姿の受験生はキャンパス入り口付近に設けられた検温のためのゲートを通って試験室に向かい、前後を空席にしたそれぞれの座席に着いた。試験監督の職員から「換気を行うので上着を着るなどして体温調節してください」などと受験中の注意を受け、午前10時半から英語の問題に挑んだ。

 京産大の一般入試前期日程の志願者は2万6890人で前年度比約25%減。感染予防策として密を避けるため、北海道や東京都、大阪府など他都道府県の試験会場は前年度よりも4カ所増やして計28カ所にした。

 京滋では龍谷大が29日、立命館大が2月1日、同志社大が4日に始まり、各大学は会場数を増やしたり座席間隔を広くしたりする。国公立大の2次試験前期日程は25日から。