亀岡市のふるさと納税を活用したクラウドファンディングを呼びかけたサイト。金額と人数はこの後キャンセルなどで若干減ったが目標を大きく上回った

亀岡市のふるさと納税を活用したクラウドファンディングを呼びかけたサイト。金額と人数はこの後キャンセルなどで若干減ったが目標を大きく上回った

 京都府亀岡市が「明智光秀公のまち亀岡」を全国に発信していくための資金をふるさと納税の仕組みで募ったところ、1億円以上が集まった。市は資金をもとに来年度、「次代に残る光秀公レガシー(遺産)」創出事業に取り組む予定で、今後、詳細を詰めていく。


 亀岡市は2020年度を「ターゲットイヤー」と位置付け観光誘客や市発信に力を入れようとしていたが、新型コロナウイルスが直撃し、観光客は想定を大幅に下回っている。来年度以降、光秀とまちの関わりを地域振興につなげ持続的に観光客が訪れるための政策を検討する中、ふるさと納税の仕組みを活用した「楽天クラウドファンディング」サイトに着目。昨年10月16日から1月15日まで、「『光秀公のまち亀岡』の名を全国に轟(とどろき)かせ、反撃の狼煙(のろし)を上げたい!」と資金集めを呼びかけた。

 サイト内で「亀岡牛」や「旬の京野菜」などの返礼品を選び、ふるさと納税の仕組みで寄付すると、寄付金が光秀公レガシー創出事業に充てられる仕組みで、目標5千万円のところ、2780人から1億917万円が集まった。

 返礼品の人気順は、亀岡産の羽毛布団(1口6万円計4992万円)、亀岡の食材を使ったおせち料理(1口5万5千円計3949万円)、亀岡産鶏を使ったローストチキン(1口1万円計1335万円)と続いた。

 市光秀大河推進課は「光秀まつりの充実や常設展示なども検討し、亀岡と大河ドラマでイメージが向上した光秀公を、資金を有効に使って発信していきたい」としている。