販売されている河守城跡と猪崎城跡の御城印(福知山市駅前町・福知山観光案内所)

販売されている河守城跡と猪崎城跡の御城印(福知山市駅前町・福知山観光案内所)

 NHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で丹波が注目されているタイミングに合わせて、京都府福知山市にかつてあった猪崎城と河守城の御城印の販売が始まった。企画した森の京都地域振興社(森の京都DMO)は「よく知られる観光地だけでなく、地域全体を訪れるきっかけにしてほしい」と期待を寄せている。

 京都府の亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市の丹波5市町には城跡が約100カ所あるとされ、御城印ブームに合わせて森の京都DMOが制作している。

 猪崎城はかつて塩見氏を城主とし、明智光秀の丹波平定の際に攻め落とされた。この史実にちなみ、御城印には明智家の桔梗(ききょう)紋と信濃小笠原氏の一族である塩見氏の家紋「三階菱」をそれぞれ水色で描いている。

 河守城は約200年間、新治氏の居城だった。現在も石垣や土塁などの遺構が残っており、御城印には家紋の「笹竜胆(ささりんどう)」を朱色でデザインした。

 御城印は福知山観光案内所に加え、2月14日までは福知山城近くの土産販売店でも取り扱っている。1枚300円。今後はホームページでも閲覧できるようになり、森の京都DMOは「町歩きのきっかけとして人を呼び込むツールにもしたい」としている。