慣れない子育てへの不安を気楽に語り合う母親たち。オンラインでの参加者も画面越しに交流した(京都府長岡京市開田3丁目・アンテナ)

慣れない子育てへの不安を気楽に語り合う母親たち。オンラインでの参加者も画面越しに交流した(京都府長岡京市開田3丁目・アンテナ)

 新型コロナウイルス禍での出産を経験した京都府長岡京市の女性が、2020年生まれの子どもがいる母親の交流会を長岡京市内で開催した。参加者たちは、慣れない子育てへの不安を分かち合い、互いのつながりを深めた。

 新型コロナの影響で、育児関連の行事が中止や少人数化され、母親らは利用しづらい状況にある。昨年6月に長女を出産し、育休中の会社員甲斐彩子さん(36)は、母親同士が継続してつながれる場をつくろうと、12月末に交流会の企画をスタート。母親をサポートする団体「ママパスポート長岡京」の協力を得て、先輩ママたちが運営を手伝い、1月21日に実現した。

 長岡京市開田3丁目にある同団体の拠点スペース「アンテナ」で開かれた交流会には、昨年出産した母親10人が子どもを連れて訪れたほか、オンライン会場には6人が参加。グループに分かれ、初産の母親は入浴や寝かしつけなど、初めての育児の困りごとを互いに相談。子連れで行ける近くのカフェや、育児と仕事の両立に関する話題で盛り上がった。

 打ち解け合った参加者は交流会後も、SNSの共通グループでやりとりを続けている。悩み相談のほか、不要になった育児用品を譲り合うこともあるという。

 甲斐さんは「情報があふれて、知りたい情報にたどり着けない母親もいると思う。身近に情報を紹介したり、ささいな不安を解消し合えるつながりが作れた」と喜んでいた。