町のキャラクターに合成音声で歌えるようにするために募った寄付サイトの画面。寄付は660万円と目標を上回った

町のキャラクターに合成音声で歌えるようにするために募った寄付サイトの画面。寄付は660万円と目標を上回った

 京都府精華町のキャラクター「京町セイカ」が、全国初の「歌える自治体キャラ」になる見通しとなった。合成音声で歌えるようにするために募った寄付に、全国から予想を大幅に上回る700万円超の支援が集まった。

 ふるさと納税として、昨年12月23日から募金を開始。メロディーを作って歌詞を入力すると、人が歌っているように音声を合成するソフトの京町セイカ版を作るために呼び掛けた最低目標(400万円)は1月11日に達成したという。

 その後も京町セイカのテーマソングの制作や、人工知能を使って合成音声を人間の歌声に近づけるためのデータ拡充を目的とした追加の目標額600万円も21日に超えた。

 寄付額に応じた返礼品として、音声合成ソフトや町の特産品と交換できるポイントなどを用意した。企画会議への参加権も得られる10万円の寄付者は6人(28日現在)いた。

 町財政課は、歌声の合成で「町を知ってもらう新しい手段ができる。全国の人が歌声を使って自由に創作できれば違う角度から町のPRにつながる」と強調。「予想以上の支援がもらえ、大変ありがたい」と話した。

 町は新年度予算に関連経費を追加する予定。同町がインターネットで資金集めするのは3回目で、これまでに京町セイカが入力された文字を読み上げたり、画面上で立体画像を操作したりできるようにしてきた。

 寄付は1月31日まで受け付けている。