滋賀県甲賀市信楽町の信楽高原鉄道信楽駅前のシンボル、巨大タヌキ像がスノーマン姿に衣替えし、駅利用者の目を楽しませている。
タヌキ像は高さ5・3メートル、胴回り6・6メートル。ボタンを添えた白い布で覆い、頭にバケツ、首にヒイラギをあしらった赤いマフラーに見立てた布を巻いた。新型コロナウイルス感染拡大防止を呼び掛ける特大マスクも着けた。27日に関係者ら5人が約40分で着せ替えた。
スノーマン姿は、町観光協会が地元の信楽高にデザインを依頼した季節ごとの衣装では最初に登場。劣化が進んでおり、7回目の今季を最後とし、来年からは別のデザインになるという。
町観光協会は「緊急事態宣言が出ているが、いつでも観光客を迎える準備が出ているアピールとして衣替えした。落ち着いたらぜひ来てほしい」としている。2月末まで。