観光客でにぎわいを見せる金閣寺の参道。関空の全面再開で訪日客の姿も戻りつつある(9月23日、京都市北区)

観光客でにぎわいを見せる金閣寺の参道。関空の全面再開で訪日客の姿も戻りつつある(9月23日、京都市北区)

 日本百貨店協会が23日に発表した京都市内4百貨店の9月の売上高は、前年同月比6・7%減の169億6100万円だった。台風の影響から全店で2日間の休業を余儀なくされたほか、関西空港の利用が制限されたことによる訪日客の客足減が響いた。

 台風被害を懸念し、9月4日と30日に全店が終日営業を取りやめた影響もあり、雑貨以外の全項目で前年同月を下回った。衣料品は7・9%減。天候不良により秋物の出足がにぶく、紳士・婦人ともに振るわなかった。身の回り品8・8%減、家庭用品15・0%減と苦戦した。

 台風の影響で関空の機能が低下したため、売り上げを下支えする訪日客の来店が激減。外国人客に人気が高い化粧品や美術・宝石が伸びず、雑貨は0・4%増にとどまった。

 食料品は4・6%減。6日未明に起きた北海道の地震や度重なり発生した台風により、生鮮品や乳製品の品薄に悩んだ。食堂・喫茶は13・3%減だった。

 10月は秋晴れに恵まれる日も増え、ジャケットやコートなど秋物衣料品の動きに期待するほか、紅葉シーズンに向けて観光客らの来店増を見込む。

 4百貨店は大丸京都店、京都高島屋、藤井大丸、ジェイアール京都伊勢丹。京都伊勢丹はJR大阪駅ビル内商業施設「ルクア1100」に入居する系列店舗の売上高を合算した。