蒸し米にこうじ菌を振りかけ、根付くようもみ込む生徒たち(京都府綾部市川糸町・綾部高東分校)

蒸し米にこうじ菌を振りかけ、根付くようもみ込む生徒たち(京都府綾部市川糸町・綾部高東分校)

 京都府立綾部高校東分校(京都府綾部市川糸町)で、生徒たちが毎年恒例の米こうじ作りに励んでいる。予約販売分はすでに完売。家庭でおいしく味わってもらうことを思い描きながら、汗を流している。

 同高農芸化学科の2年生が毎年実施。1月中旬から2月下旬にかけて毎週100キロの白米を使い、5日間かけて作る。並行して取り組むみその仕込みに使うだけでなく、残りを甘酒用の若麹(わかこうじ)とみそ用の老麹(ひねこうじ)として予約販売。全実習分の予約が2週間で埋まるほどの人気商品だ。

 1月26日には蒸し米にこうじ菌をすり込む工程が行われた。生徒たちは20キロずつ小分けした米を蒸し、うちわで冷やした。菌が満遍なく根を張るように手でもみ込み、麻布でくるんで高温の製麹(せいきく)室に運んだ。

 2年生の男子生徒(17)は「冷水で洗米するところから大変。綾高の伝統として、おいしく使ってもらいたい」と話した。