カフェを手がける溝口さん(右)と、会場を貸して協力する宇田さん。カフェを生かした住民交流の深まりを願う=京都府南丹市園部町・丹波新生教会園部会堂

カフェを手がける溝口さん(右)と、会場を貸して協力する宇田さん。カフェを生かした住民交流の深まりを願う=京都府南丹市園部町・丹波新生教会園部会堂

 京都府南丹市園部町の丹波新生教会園部会堂で、地元の女性が毎週土曜日にカフェを開いている。価格を抑えた弁当やコーヒーを提供。教会とは縁遠かった人たちも足を運び、住民たちの交流の場となっている。


 市内外のイベントでカレーなどを販売してきた同町の溝口砂千子さん(62)が「church(チャーチ) cafe(カフェ) oz(オズ)」の名で昨秋から手掛ける。鶏のしょうが焼きやホタルイカのつくだ煮など、週ごとに内容を変える弁当に、具だくさんのみそ汁を付けて500円で販売。コーヒー類は200円で出す。400年の歴史を誇る同町の焼き菓子「唐板(からいた)」を生かしたスイーツ「唐板アイスもなか」も扱う。子ども食堂の展開にも関心がある溝口さんは「誰でも来られるように、なるべく安い価格にしている」と話す。


 カフェをきっかけに、初めて教会に来た人も少なくないという。会場を貸す園部会堂の牧師宇田慧吾さん(31)は「教会という人の心を和ませる場で、カフェに親しんでもらえたら」と願う。


 手作りした犬のおやつなどの物販や、オイルに浸した花を楽しむ雑貨「ハーバリウム」の教室も展開。溝口さんは「いろいろなことが楽しめる場にしたい」と意気込む。
 信仰の有無などにかかわりなく、誰でも自由に入って利用できる。午前10時~午後4時。