神田さんが作ったツバキをモチーフにした竹細工(京都市右京区)

神田さんが作ったツバキをモチーフにした竹細工(京都市右京区)

 竹細工で自転車などユニークな作品作りに挑戦し続けている京都市右京区の男性が、ツバキをモチーフにした作品を完成させた。制作には約10カ月かけ、花や葉の細部まで表現している。

 染職人の神田岩三さん(78)は、趣味で約40年前から竹や木材を使った作品を手がけている。地域の祭りに使うみこしや、実際に乗れる自転車など、これまでに100点以上を作ったという。
 2016年ごろからは芸術性の高い作品に挑戦しようと、花をモチーフにした作品に挑戦。これまでに菊の盆栽や生け花を模した竹細工を完成させた。
 今回は改元を祝おうと、華やかな花を咲かせるツバキを選び、今年1月から制作を始めた。さまざまな太さの竹を小刀で削って1枚ずつ花びらを作り、組み合わせて1輪の花に仕立てた。細部にもこだわり、ツバキの花の丸みや葉の葉脈などを再現した。
 作品は高さ約80センチで、計70個の花が咲き乱れている様子を表現している。咲き方も満開、八分咲き、つぼみとさまざまで「ツバキの美しさに近づくように工夫した」と話す。
 作品は27日に阪急西京極駅前で開かれる「西京極コミュニティフェスティバル」で展示される。