昨年末に一人のパフォーマーが舞台を降りた。彼の名は小林賢太郎と言う。『ラーメンズ』というユニットで、お笑い芸人ながらほぼテレビに出演せず舞台でのコント公演だけを上演し続けるという珍しい活動をしながら何万人もの観客を集め、その後マジックや映像など様々(さまざま)なものを取り入れた独創的な一人舞台や芸術性の高い舞台作品、さらには美術展などを開催した異能の人であった。47歳での突然の引退宣言で、足の怪我(けが)などの理由で自身が納得の行く公演が出来ないための引退であることが明かされた。