FaSoLabo京都が配布しているキットで作ったブルーパンプキン(京都市中京区)

FaSoLabo京都が配布しているキットで作ったブルーパンプキン(京都市中京区)

 ハロウィーンに青色のカボチャを飾りませんか? 食物アレルギー問題に取り組む京都市中京区のNPO法人「FaSoLabo(ふぁそらぼ)京都」が、アレルギーのある子どもも一緒に楽しめるハロウィーンのイメージシンボル「ブルーパンプキン」をアピールしている。青いカボチャの飾りを手作りできる毛糸のキットを配布しており、子どもに菓子を渡す人たちにアレルギーへの理解を求めている。

 ブルーパンプキンは、子どもたちが家々を回って菓子をもらっている米国で「ティールパンプキンプロジェクト」として始まった。ティールは緑がかった青色という意味で、アレルギーへの認識を高めるイメージカラーとして使われているという。
 ハロウィーンの菓子には、牛乳や卵、小麦などアレルギーの原因となる原材料が含まれていることが多い。同プロジェクトの賛同者は、アレルギーがある子どもも安全に参加できるよう、菓子の代わりに文房具やおもちゃを用意。目印として、軒先にオレンジ色ではなく、青色に塗ったカボチャを飾る。
 日本でもハロウィーンが近づくと、子どもたちが菓子をもらう機会が増える。FaSoLabo京都はアレルギーがあってもなくても楽しめることを願い、オリジナルのキットを作成した。
 作り方は簡単で、結束バンドに毛糸を巻き付けてバンドを輪にし、目や口のパーツを付けるだけ。手のひらに載るサイズで、メンバーの粟絵美さん(37)は「自宅や職場に飾ってブルーパンプキンを広めてほしい」と話す。
 イベントなどで子どもに渡すものとしては、文房具やおもちゃのほか、アレルギーを引き起こす原材料を使っていない菓子でもよい。スーパーで販売されているスナック菓子や駄菓子の中にもある。そうした「アレルギーフリー」の菓子を選ぶことが広まれば「みんなが一緒に楽しめるようになる」と期待する。
 キットは無料。問い合わせはFaSoLabo京都へ。