京都府のコロナ対策本部会議であいさつする西脇知事(1月12日、京都市上京区)

京都府のコロナ対策本部会議であいさつする西脇知事(1月12日、京都市上京区)

 京都府内で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されて30日で1年を迎えるのにあたり、西脇隆俊知事は29日、「大変な1年だった。感染拡大防止と社会経済活動の両立はかじ取りが難しい」と率直な思いを語った。来月7日に期限が迫る緊急事態宣言については、大阪、兵庫両府県と調整した上で解除か延長かの意見を政府に伝える考えを示した。

 西脇知事は記者会見で「状況に応じて感染拡大防止と社会経済活動のどちらに重点を置くのか判断してきた」と振り返り、「このかじ取りも基準があるようでなく、難しい」と述べた。

 府の感染状況は「少し減少傾向だが、高止まり」と分析。「緊急事態宣言に伴う措置の効果を含め、感染状況を注視したい」とした。