マドレーヌに焼き印を押すメンバーたち(亀岡市篠町・パティスリーペルル)

マドレーヌに焼き印を押すメンバーたち(亀岡市篠町・パティスリーペルル)

 丹波の秋を彩る亀岡祭は京都府亀岡市の中心部一帯で、23日に宵々山、24日に宵宮、25日に本祭の山鉾巡行を迎える。地元の女性店主たちがオリジナル菓子を作ったほか、地元団体が亀岡ゆかりの明智光秀にちなんだ弁当を販売するなどして、側面から祭りを盛り上げている。 

 亀岡祭に合わせ、亀岡市内の女性店主たちが、オリジナルの米粉マドレーヌを開発した。幅広い世代が食べやすい洋菓子を見物客らの手土産として定着させ、祭りを広くPRする狙いだ。

 市内でパン屋や菓子店などを営む女性6人のグループ「京おんなふぃーるど」が企画した。5年前から祭りの一角に出店。近年、市や府外から訪れる客の増加を実感する一方、持ち帰りに向いた限定商品はなく、おもてなしの方法を思案してきた。

 丹波地域ならではの食材を生かそうと、米粉を使ったマドレーヌを焼くことにし、今年は試作として取り組んだ。鍬山神社(上矢田町)の神紋であるウサギとハトの絵、「亀岡祭」の文字の焼き印を押し、3種類を1セットにして用意。同祭山鉾連合会の協力を得て23~24日、各鉾でちまきや手ぬぐいなど物品を購入した客に数量限定で配布する。

 試行錯誤を重ねたマドレーヌはしっとりとして、甘さ控えめに仕上がっている。メンバーの佐藤理恵さん(52)=余部町=は「来年からの本格的な商品化に向け、山鉾など焼き印の種類も増やしたい」と意気込む。

 亀岡料飲連合会は亀岡祭宵宮の24日、「明智光秀公桔梗(ききょう)弁当」を数量限定で販売する。光秀の好物や地元産野菜を詰めた行楽弁当で祭りに彩りを添える。
 亀岡ゆかりの戦国武将である光秀が、来年の大河ドラマの主人公に決まったことを受け、市内の飲食店でつくる同連合会は、食を通じて地域振興に貢献できないかと試作を重ねてきた。
 完成した弁当には、光秀が愛したと伝わるアマダイの西京焼きや、ちまき(ササの葉で包んだおこわ)を詰め込んだ。さらにブランド牛である亀岡牛の焼き肉重で、ボリューム満点に仕上げた。1800円。200個限定。午前11時より、内丸町の大本本部職員駐車場で販売する。