宇川地域の食材を用いたジビエカレーを作った龍谷大の学生たち(京丹後市峰山町)

宇川地域の食材を用いたジビエカレーを作った龍谷大の学生たち(京丹後市峰山町)

 京都府京丹後市丹後町の宇川地域で活動する龍谷大(京都市伏見区)の学生たちが、獣害で駆除されたイノシシを用いた缶詰のジビエカレー「宇川をかける~山の見えるカレー」を開発した。地元食材をふんだんに使ったカレーで、2月1日から同大学の生協や宇川地域の金曜市、道の駅などで販売を始めた。

 龍谷大政策学部の今里佳奈子教授のゼミ生の3年生7人が昨春から、害獣の利活用を目指して取り組んだ。製作費はクラウドファンディングに挑戦し、市内外の93人から28万円が集まったという。

 イノシシは市食肉加工施設「比治の里」のものを利用し、宇川産のサツマイモやジャガイモ、タマネギ、とろみを付けるためにゼミ生が宇川で育てたコメの米粉を使った。10種のスパイスでイノシシの脂のうまみを生かした味に仕上げ、パッケージには「袖志の棚田」をあしらった。

 3年の熊谷碧さん(22)は「自信作なので多くの人に食べてもらい、宇川の魅力を知ってほしい」と話している。360缶製作。1缶190グラムで700円。季節の野菜を用いたジビエカレーを今後も開発して販売していく予定という。