車両に薬剤を吹き付ける作業員(甲賀市信楽町・信楽高原鉄道信楽駅)

車両に薬剤を吹き付ける作業員(甲賀市信楽町・信楽高原鉄道信楽駅)

 信楽高原鉄道信楽駅(滋賀県甲賀市)の車庫で30日、市が保有する全4車両の抗菌・抗ウイルス処理作業が行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で乗客が減っており、万全な感染症対策をPRし、乗客数の回復を狙う。

 この日午前から作業員らは一車両ずつ、乗客の接触が多い座席や手すりを中心に専用の薬剤を2時間かけて、入念に吹き付けていった。1回の処理でウイルスなどの働きを弱める不活性効果がおおむね5年ほど続くという。費用は180万円。

 同鉄道によると、コロナ禍で昨年4~12月の乗客数は前年同期比で約3割、10万人減と大きく落ち込んだ。市公共交通推進課の担当者は「感染症対策はしっかりしているので安心して利用してほしい」と呼び掛けた。