ソマリア沖の海賊対処行動に向けて出港する「せとぎり」(京都府舞鶴市北吸)

ソマリア沖の海賊対処行動に向けて出港する「せとぎり」(京都府舞鶴市北吸)

 アフリカ東部ソマリア沖アデン湾で海賊対処活動にあたる海上自衛隊の護衛艦「せとぎり」の出国行事が31日、京都府舞鶴市北吸の海自北吸岸壁であった。新型コロナウイルス禍の中で感染対策に配慮した出港となった。

 せとぎりは海賊対処活動の第38次隊で、舞鶴からの派遣は護衛艦「あまぎり」「あさぎり」に続き3回目。約220人の隊員に加えて海上保安官8人も同乗し、船舶の安全航行のための警戒監視にあたる。

 乗員らはPCR検査を艦上で受け、日本近海で14日間停泊し、寄港地での上陸も制限される。通常より長い1カ月半をかけて現地に到着し、約半年間の活動にあたる。

 出国行事で伊藤弘・舞鶴地方総監が「コロナの感染予防策を徹底してほしい。任務を立派に完遂し、全員が無事帰国することを祈念する」との岸信夫防衛相の訓示を代読した。

 感染予防のため家族は行事に参加しなかったが、せとぎりは自衛官らに見送られて岸壁を離れた。