絹糸(左)を詰め物に使ったオリジナル枕を手にする沢田さん(滋賀県長浜市神前町・沢田商店)

絹糸(左)を詰め物に使ったオリジナル枕を手にする沢田さん(滋賀県長浜市神前町・沢田商店)

 滋賀県長浜市の寝具製造販売店主が地元特産の「浜ちりめん」の製造過程で出る絹の「残糸(ざんし)」を活用した枕を作った。「天然素材を使い、寝心地がいい」とアピールする。

 沢田商店(同市神前町)の沢田昌宏さん(60)。2000年からオリジナル枕の製造販売を手掛けており、今年8月下旬ごろ、市内の浜ちりめん製造会社から、残糸の有効活用を相談され、枕を試作した。

 約1カ月間、試用したところ、ポリエチレン製の詰め物を使った従来品に比べて通気性や吸湿性に優れていることが分かったという。ポリエチレンに比べて、ガシャガシャとした音が出にくい特長もあるとしている。表生地には麻を使う。

 沢田さんは「絹も麻も土に分解されるので、環境にも優しい。販売を通じて地元の伝統産業を盛り上げていきたい」と話している。店舗やインターネットで販売している。同商店0749(62)0057。