寒風に揺れながらも濃いピンク色の花を咲かせた早咲きの河津桜「正月桜」(2021年1月29日撮影、京都市伏見区淀新町)

寒風に揺れながらも濃いピンク色の花を咲かせた早咲きの河津桜「正月桜」(2021年1月29日撮影、京都市伏見区淀新町)

 京都市伏見区淀地域を流れる水路周辺に植えられた「河津桜」の中で、特に早咲きという「正月桜」が見頃を迎えている。近くの住民らが真冬の寒さの中で一足早い春を楽しんでいる。

 市民グループ「淀さくらを育てる会」が町おこしの一環で、2002年に静岡県発祥の河津桜の苗木2本を植えたのが始まり。取り組みが広がり、水路沿いの淀緑地や淀城跡公園などで約300本になった。

 早咲きの品種で知られている河津桜だが、地域にはさらに早い時期から咲く「正月桜」と呼ばれている木が2本ある。今季は昨年12月8日に咲いているのが確認され「過去に例がない早さ」といい、現在は濃いピンク色の花が満開近くになっている。見頃は2月中旬まで。

 3月初旬に予定していた「淀河津さくらまつり」は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、昨年に続いて中止となった。