季節を家につれてくる

季節を家につれてくる

「季節を家につれてくる」

「季節を家につれてくる」

森下美津子さん

森下美津子さん

 京都新聞日曜版に掲載された連載「日曜日のごちそう」で紹介された料理をまとめたレシピ本「季節を家につれてくる」が出版された。京都市在住の料理家の森下美津子さんが、旬の食材の色や味わいを生かしたシンプルな一品から、休日に家族で味わいたいごちそうまで、多彩なメニューを紹介している。

 2020年4月までの1年間に掲載された料理の中から144品を選び、立春から大寒まで二十四節気に合わせて紹介している。立春なら、鮮やかなオレンジ色が春を感じさせるキンカンを取り上げ、豚とソテーしたり、生ハムとフリットにしたり、パンにのせてトーストにしたりと、季節を五感で味わうメニューが並ぶ。

 森下さんは「焼いて塩を振るだけの料理も季節の保存食も。1年間の日記のように、その時季においしいものをつづりました。台所で一品足りないなというとき、会社帰りの電車で今晩なにしよというとき、眺めてみてください。料理をする人も食べるのが好きな人も楽しんでいただけるかと思います」と話している。

 京都新聞出版センター刊。1980円。