甲良町役場

甲良町役場

 滋賀県甲良町は1日、民間委託の空き家調査で業務が完了したと虚偽の公文書を作成し、町に121万円の過誤の支払いをさせたとして、呉竹地域総合センターの男性職員(39)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。

 町によると、職員は建設水道課員だった2019年度に、町内の空き家で特に危険な物件を調査・判断する業務を担当。町が委託する建設コンサルタント会社が調査を完了していないにもかかわらず、同社に指示し、虚偽の完了書類を作成させた上で、自身も虚偽の検査調書を作成したという。20年5月に町は業務委託料を支払った。

 同社から町に、業務実態がないのに受託料が支払われていると申告があり発覚した。職員は「事実に間違いない」と話しているといい、町は虚偽公文書作成の疑いで刑事告発を検討している。

 町は同日、下水道会計で一般会計からの繰り入れを怠る不適切な会計処理を行った50代の建設水道課参事を減給10分の1(1カ月)とし、両者の監督責任として、当時の建設水道課長だった50代の企画監理課長を減給10分の1(3カ月)にそれぞれ懲戒処分した。

 会見した野瀬喜久男町長は「公務の信用失墜行為をおわびします。これ以上の不祥事が出ないよう職員一丸で取り組む」とした。