防災訓練で障害者の思いを語る矢吹文敏さん(2015年2月22日、京都市伏見区向島)

防災訓練で障害者の思いを語る矢吹文敏さん(2015年2月22日、京都市伏見区向島)

 障害者の自立生活や京都の障害者権利運動に取り組んできた日本自立生活センター(JCIL)代表の矢吹文敏(やぶき・ふみとし)氏=京都市伏見区=が2日午前0時16分、呼吸不全のため京都市内の病院で死去した。76歳。山形県出身。葬儀・告別式は5日午後0時半から、京都市南区西九条池ノ内町60、公益社南ブライトホールで。喪主は妻昭子(あきこ)氏。

 骨形成不全症のため生まれつき骨折しやすく、電動車いすで生活。「反貧困ネットワーク京都」共同代表や伏見区の向島二ノ丸学区自主防災会会長なども務めた。

 障害者総合支援法や障害者差別解消法などに当事者の声を反映させるためDPI日本会議常任委員として尽力し、京都でバリアフリー化運動に長年取り組んだ。著書に障害者運動を回想した自伝「ねじれた輪ゴム」、ユーモアを交えた随筆「下から目線 車いす視点から社会を斬る」など。