西脇隆俊京都府知事

西脇隆俊京都府知事

 政府が新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を3月7日まで延長したことについて、京都府の西脇隆俊知事は2日、記者団の取材に「現場を預かるわれわれの認識を踏まえたものだと考えている」と評価した。宣言延長に伴い、府内全域の飲食店に対する営業時間短縮の要請などの措置は、これまで通り継続する方針を示した。

 西脇知事は現状について「減少傾向だが感染者は依然として多く、医療提供体制の逼(ひっ)迫(ぱく)は続いている」と訴え、「一日も早く宣言が解除されるように理解と協力をお願いしたい」と改めて府民に感染防止を徹底するよう呼び掛けた。

 またコロナ禍の長期化で観光産業をはじめとする京都経済が大きな打撃を受けているとの懸念を示し、「春の観光シーズンに近づいていくので、なるべく早く収束させる努力をするのが基本だ」と強調した。

 京都市の門川大作市長も「京都や全国の対象地域の状況を見ても、緊急事態宣言の延長は的確な判断だった」と政府の決定に理解を示し、「医療崩壊をさせずに市民の命と健康を守るため、基礎自治体として保健所機能の強化も含め、感染拡大防止に改めて取り組んでいきたい」と述べた。