第8管区海上保安本部が入る舞鶴港湾合同庁舎(京都府舞鶴市)

第8管区海上保安本部が入る舞鶴港湾合同庁舎(京都府舞鶴市)

 第8管区海上保安本部(京都府舞鶴市)は、2020年に起こった京都府内の海上犯罪の取り締まり状況をまとめた。送検件数は81件で前年より7件減少した。

 内訳は、密漁などの漁業関係法令違反が32件、船舶の無検査運航といった海事関連法令違反が25件で全体の7割を占めた。密漁は、ほとんどがレジャー客による自家消費のための採捕だった。刑法犯は13件で、舞鶴港へ航行していたフェリー内での窃盗容疑の逮捕などがあった。

 管内全域(福井県~島根県沖)の送検件数は554件で、前年比228件減となった。新型コロナウイルスの感染拡大による海水浴場の閉鎖や外出自粛の影響とみている。同本部刑事課は、「コロナの影響で件数は全国的に減っているが、密漁や無検査運航の発生比率が高い状況が続いており、取り締まりや監視に努めていく」としている。