人型流しに先立ち、祝詞をあげる信徒ら(京都府綾部市並松町・綾部大橋)

人型流しに先立ち、祝詞をあげる信徒ら(京都府綾部市並松町・綾部大橋)

 京都府綾部市発祥の宗教法人大本の恒例行事「節分大祭」が2日夜から3日早朝にかけて、同市本宮町の大本本部などで行われた。今年は新型コロナウイルスの感染対策で市外からの参拝を自粛。願いの込められた人型を由良川に放ち、今年の平安を祈った。

 密集を避けるため、福引や甘酒の接待は中止。祭事に携わる人数を減らし、信徒の参拝も自粛を要請したため、見守る人の姿は少なかった。

 2日午後11時過ぎ、「瀬織津姫」の女性ら50人が本部を出発し、たいまつを掲げながら町中を行脚。綾部大橋(並松町)に着くと、抱えてきたつぼから紙の人型を取り出し、橋から由良川へと放った。市民や信徒が願いを込めて名前を書いた人型は、強風にあおられながら、水面へ舞い降りていった。

 人型流しは3日の午前2時過ぎにも実施。午前3時ごろには、本部で出口紅教主による豆まきも行われた。