ATRが開発したロボットが並ぶATR会場(京都府精華町・ATR)

ATRが開発したロボットが並ぶATR会場(京都府精華町・ATR)

 情報通信技術(ICT)の最前線を紹介する「けいはんな情報通信フェア」が25日、京都府精華町のけいはんなプラザと国際電気通信基礎技術研究所(ATR)で始まった。同時翻訳や人工知能(AI)、ロボットなどが活躍する未来社会の姿を伝える。

 けいはんなプラザ会場は、関西文化学術研究都市に拠点を置く研究機関などの49のブースが並んだ。情報通信研究機構は、多言語のリアルタイム翻訳を実演。8カ国語を自動で判別してリアルタイム翻訳するシステムや、多言語のスピーチを同時翻訳して画面に字幕を付けるシステムなどを並べた。

 ATR会場は、ATRの研究グループや関連企業など63ブース。「ATR-Promotions」(精華町)は、赤外線センサーで高精度に人の位置や動きを計測できるシステムを展示した。個人情報に配慮した防犯システムなどに応用が期待できるという。

 ATRが開発した歴代ロボットや、自律対話型アンドロイド「エリカ」のデモのほか、障害物に衝突しても飛行でき、点検作業などに役立つ網目状ガード付きドローンも飛行し、来場者が見入っていた。

 27日まで(ATR会場は26日まで)。無料。関連企画として27日午前10時から、けいはんなプラザのアトリウムで、南極基地から絵はがきが届く「南極ゆうびん」を受け付ける。切手代負担で先着800人。