京都弁護士会館

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 依頼を受けた案件について委任契約書を作成しないなど計3件の職務規程違反があったとして、京都弁護士会は4日、同会所属の60代の男性弁護士を業務停止6カ月の懲戒処分にした、と発表した。

 弁護士会によると、男性弁護士は2014年、依頼者から不動産の取り戻しを求める法律事務を頼まれ、約400万円の着手金を受け取ったが、受任時に委任契約書を作成しなかった上、1年以上放置した。現在も着手金を返還していないという。このほか、別の依頼者ら2人に対しても委任契約書を作成しなかったり、支払いを受けた費用の名目や金額の算定根拠を説明しなかったりしたとしている。

 弁護士会の聞き取りに対して男性弁護士は全て認め、「特に理由はない。申し訳なかった」などと話しているという。男性弁護士は依頼を放置するなどして過去にも4回懲戒処分を受けている。