丹波くりの和菓子や地元の米などふるさと納税返礼品の箱詰め作業(京丹波町須知・町観光協会)

丹波くりの和菓子や地元の米などふるさと納税返礼品の箱詰め作業(京丹波町須知・町観光協会)

 京都府京丹波町のふるさと納税の本年度納付額が1億円を突破した。町の特色を生かして丹波くりや黒枝豆、丹波牛といった人気の味覚を返礼品に盛り込み、品目を増やしたことやふるさと納税の大手仲介サイトへの掲載などが功を奏した。昨年度の約5倍と、好調に寄付額を伸ばしている。


 町には、1月31日時点で1億3万8千円(5852件)が寄せられており、過去最高額を更新した。昨年1月末時点の寄付総額1924万円(1031件)から比較すると、寄付額は5・1倍増え、件数も5・6倍に伸びている。

 本年度は、昨年4月時点で1社のみだったふるさと納税の大手仲介サイトを11月までに計5社に増やし、窓口を拡充。当初は36品目だった品数を、季節限定の商品も含めて215品まで増やし、品数や種類を充実させるなど寄付の獲得に向けて工夫を凝らした。返礼品では黒枝豆や丹波くりのほか、テレビのグルメ番組に取り上げられた大黒本しめじなども人気を集めているという。

 寄付総額が1億円を超えたことについて、太田昇町長は「京丹波の豊かな自然で育った農産物はどれも一級品。返礼品をきっかけにアフターコロナ社会の観光促進にもつなげたい」と話した。
 
 寄付金は、子育て支援や環境保全などに使うという。