好評を得て販路を広げている「鮒ずしマヨおかき」

好評を得て販路を広げている「鮒ずしマヨおかき」

 滋賀県米原市の新たな土産品「鮒(ふな)ずしマヨおかき」が人気を呼んでいる。乾燥させた本物のふなずしの飯(いい)をパウダー状にして使用。特有の生臭さはなく、マヨネーズ味と絶妙に合い苦手な人も食べられると、観光客らに喜ばれている。 

 ふなずしは平安時代に編さんされた「延喜式」に、現在の同市にあたる近江国筑摩御厨(つくまのみくりや)から都へ献上されたと記されている。
 市プロデューサーの西村淳一さんが、市をPRする新商品を検討していた市商工会に、以前から交流のあった食品卸会社「フェイスウィン」(大阪市)を引き合わせて企画、開発を進めてきた。
 4月下旬から市内の道の駅や市商工会のネット通販サイト「オリテ米原」を通じて1袋45グラム入り438円で売り始めたところ、初回に用意した千袋はゴールデンウィークまでに完売、追加発注するほどになった。
 その後も同市のほか彦根、長浜各市の一部のコンビニでも販売されるようになり、人気は拡大中だ。市商工会の伊藤真也さんは「予想以上に売れている。ふなずしは県を代表する郷土料理なので販路を広げたい」と語る。