豪快に辻回しをする八幡山の関係者たち

豪快に辻回しをする八幡山の関係者たち

 「丹波の祇園祭」といわれる亀岡祭の本祭が25日に行われ、山鉾(やまぼこ)11基が京都府亀岡市の旧城下町を巡行した。朱や金色の華やかな懸装(けそう)品が秋空に映え、情緒ある町家が並ぶ狭い通りを山鉾が力強く進む姿に、大勢の観光客が盛んにシャッターを切っていた。

 午前11時ごろ、旅籠町でくじ取らずの翁山や「山一番」の難波山などが、くじ改めの儀式に臨んだ。鉾町の住民らが「エンヤラヤー」の掛け声に合わせて綱を引いて進み、鉾の中央部から柱を出して浮かせて方向を変える「辻回し」が豪快に披露された。

 山鉾の上で、小、中学生がお囃子(はやし)を披露したり、老夫婦の姿に変装した児童が愛らしくくじ改めをするなど、子どもたちの活躍に市民らが拍手を送っていた。

 名古屋市から訪れた主婦(70)は「ラジオで知り、初めて見た。豪華な懸装品がこんなに間近で見られてうれしい」と話していた。