展示されたひな人形の段飾り(京都府長岡京市神足2丁目・神足ふれあい町家)

展示されたひな人形の段飾り(京都府長岡京市神足2丁目・神足ふれあい町家)

 京都府乙訓地域の住民が寄せた明治時代以降のひな人形などを紹介する「ふれあいひなまつり」が、長岡京市神足2丁目の神足ふれあい町家で始まった。来場者が桃の節句のひな飾りを見て春の訪れを感じている。

 ひなまつりは伝統文化や国登録有形文化財「旧石田家住宅」の同町家に親しんでもらう機会として毎年開き、今回が14回目。

 展示したひな人形で最も古いのは明治12年の男女一対の内裏びなで、女びなが豪華な十二単(ひとえ)に宝冠をかぶり、男びなが朝廷の儀式に着る黒い束帯姿で年代を感じさせる。同様の内裏びな2組を含む、明治期―昭和期の段飾りは12組を展示。色彩豊かな「つるしびな」10組も並べている。

 同町家の谷きよみ副館長は「ひな祭りは邪気や厄を払うため行われてきた。つらいコロナ禍だからこそ、ひな人形を見て心を和ませてもらえればと願い実施を決めた」と話す。

 3月7日まで。会期中無休で午前9時~午後6時。無料。マスク着用で検温と連絡カード記入が必要。多数の場合は入場制限をする。問い合わせは同町家075(951)5175。