明智光秀を主人公とした大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」が最終回を迎えた7日、福知山光秀ミュージアム(京都府福知山市岡ノ)で閉館セレモニーが開かれた。
同館は昨年1月にオープン。新型コロナウイルスの影響で2カ月半休館したが、累計で9万1400人が訪れた。
式典では福知山光秀プロジェクト推進協議会の塩見和之会長が「目標の10万人には達しなかったが、9万人もの人が訪れた」と成果を祝った。ドラマ主演の長谷川博己さんからビデオメッセージも届き、「みなさんの応援のおかげでなんとか無事走りきることができました。新しい明智光秀としてみなさんの記憶に残ったら幸いです」と感謝を伝えた。
渋沢栄一を主役とし、1週間後に放映開始となる大河「青天を衝(つ)け」への引き継ぎも実施。大河ドラマ館が置かれる埼玉県深谷市、東京都北区とオンラインで結び、青天をイメージした青い法被を渡す演出もあった。