<京の知恵 しあわせの食 小宮理実>

 こんにちは。料理研究家の小宮理実です。2月に入り、少し日差しが春めいてきました。2月と言えばバレンタインデーがありますね。今回は、華やかさもある家庭料理をご紹介します。

 まずは誰もが好きな「ふんわりハンバーグ」です。合いびき肉にみじん切りの玉ネギ、牛乳でふやかしたパン粉を合わせてよくこねます。空気を抜きながら丸め、片面をしっかりと焼いたら返してふたをして、あとは蒸し焼きに。赤ワインを使った特製ソースをかけていただきます。

 「チキンステーキバターしょうゆ味」は簡単でボリュームのある一品です。鶏モモ肉にフォークで穴を開け、塩をなじませて10分置いたら、皮目から焼きます。返したらふたをして蒸し焼きにし、仕上げにバターとしょうゆを回しかけ、黒コショウを振ります。

 ハンバーグのタネを使った「スコッチエッグ」は、その昔、主人に初めて作った料理です。下手ながらも一生懸命作ったことが懐かしいです。ゆで卵に小麦粉を振り、肉タネを均等に付けて、再び小麦粉、溶き卵、パン粉を付け、170度の油で揚げています。トマトケチャップをベースにしたソースをお皿に敷いて、その上に半分に切ったスコッチエッグを盛り付けます。卵のおかげで華やかです。

 「イチゴチョコレート」は、塩水で洗ってしっかりと水切りしたイチゴに、湯煎で溶かしたミルクチョコレートを付けて、そのまま固めます。冷蔵庫で冷やすとパリッとします。

 「チョコレートババロア」は、卵黄、砂糖、牛乳、チョコレート、泡立てた生クリームを合わせて、ふやかしたゼラチンを加えます。冷やし固めたら、上からインスタントコーヒーの粉をかけてほろ苦い大人の味に。

 「豆乳ホットチョコレート」は、小鍋に無調整豆乳を入れて火にかけ、板チョコを煮溶かします。豆乳のコクがチョコレートを引き立て、寒い日にぴったりなドリンクです。心も体も温めて、甘く華やかな時間をお過ごしください。(料理講座「幸せ運ぶフクチドリ」主宰)

ホームページ「料理研究家・小宮理実」(https://komiyarimi.com/)


◆小宮理実 こみや・りみ 1971年京都市上京区室町生まれ。おせち料理・行事食研究家。家庭で作る季節の行事食を伝えており、食育活動のほか、商品開発も手掛ける。著書「福を呼ぶ京都 食と暮らし暦」「京のおばんざい四季の味」。