「淀川水系一斉美化アクション」で使うアプリ。ごみの写真や拾った場所を共有して地図上に表示できる(八幡市八幡)

「淀川水系一斉美化アクション」で使うアプリ。ごみの写真や拾った場所を共有して地図上に表示できる(八幡市八幡)

 京都府や大阪府の河川レンジャーらの呼び掛けで市民らがごみを拾う「淀川水系一斉美化アクション」が、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スマートフォンのアプリを使って行われている。主催者は「コロナ禍の中でも川を愛する気持ちをアプリで一つにしたい」と話す。


 河川レンジャーらでつくる同アクション連絡会が2017年から実施。毎年2、3月に淀川や木津川、宇治川、桂川などで約5千人が清掃を行い、ペットボトルや家電など約50トンを回収している。

 昨年は新型コロナの影響で大半の活動が中止になり、現在も警戒が続く中で「感染対策をするだけでなく、より参加しやすい形で催したい」とオンラインでの実施を決めた。
 
スマートフォンなどで撮ったごみの写真や拾った場所を共有するSNS(会員制交流サイト)「ピリカ」を活用。「#淀川水系一斉美化アクション」のタグを付けて投稿することで参加し、ごみが拾われた場所や集まった量が地図やグラフで表示され、他の参加者へのコメントもできる。

 28日まで実施している。淀川管内河川レンジャー事務局(大阪府枚方市)は「忙しくて活動に来づらかった人も散歩中など日常の延長で関われる」とし、「一人一人の小さな行動をつなげて大きな動きにしたい」と語る。