コーンが撤去されて元の景観が戻った「そのべお城通り」の歩道(南丹市園部町)

コーンが撤去されて元の景観が戻った「そのべお城通り」の歩道(南丹市園部町)

 京都府南丹市園部町の旧城下町の歩道に突如として出現し、景観を害するとの声もあった20個超のコーン標識が一時的に撤去された。降雪時などに滑りやすいとされる部分に市が置いたが、当面は穏やかな天候が続く見込みのため、しまったという。

 「そのべお城通り」の歩道に埋められている陶板の部分に、1月中旬に赤と白のコーンを設置。通行人に注意を促す目的だったが、「見た目が悪い」「景観への配慮が薄い」といった意見が地元から出た。3月中旬ごろまで置き続ける予定だったが、市は天気の見通しなどを踏まえ、5日にコーンを取り除いた。山内守副市長は「無粋な面はあった」と認める。気候を勘案しながら、再び置くこともあるという。

 西村良平市長は「危険の防止はしないといけない」とした上で、「次の冬は、もう少し、しゃれた形で注意を促せないか」と思案。景観面に配慮する姿勢もにじませる。

 通り沿いに事務所を置く建築士の男性(47)は「いかにも工事現場といった雰囲気のコーンを置きっ放しにするのは良くなかった。当たり前の風景が戻った」と喜んだ。​