麒麟がくる紀行で取り上げられたスポット

麒麟がくる紀行で取り上げられたスポット

 長岡京市は、光秀の娘細川ガラシャが新婚時代を過ごした勝龍寺城の跡が紀行で紹介された。山崎の合戦はわずかに触れられた程度だったが、市の大河ドラマ活用プロジェクトチームは「注目度の高い最終回に『光秀最期の城』として認知されてよかった」と受け止めた。

 期待された観光への効果では、コロナ禍による施設の休館やイベントの休止で対応に苦慮した。

 亀岡市のサンガスタジアム京セラ内に設けられた大河ドラマ館は来場者が伸び悩み、市は「ドラマ後半でやっと京都に舞台が移った。前半に盛り上がった岐阜はやりやすかったかも」とうらやんだ。7日閉館した福知山光秀ミュージアムも入館者目標の10万人に8600人届かず、中野事務局長は「コロナがなければ17、18万人は来ていたのでは」と残念がった。

 恒例の「長岡京ガラシャ祭」も昨秋は中止に。実行委員会は輿(こし)入れの再現映像などをインターネットで配信しており、長岡京市は「大河の反響を一過性のものにせずPRし続けたい」としている。

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 京滋が「麒麟がくる」で主要舞台となったのは全44話中28話から。居城とした坂本城(大津市)は妻・熙子との印象的なシーンなど何度も登場。琵琶湖畔の美しい城も描かれた。一方、丹波攻めは第38回から開始。「丹波は難しい国」と紹介され、ナレーションで園部(南丹市)を「反織田勢力の中心」と解説。あとは光秀が拠点とし本能寺への起点にもなった丹波亀山城の城内セットが、わずかに登場した程度だった。ドラマ後の番組「麒麟がくる紀行」では、滋賀は8回14カ所、京都も8回14カ所が取り上げられた。