竹生島や雪化粧した対岸の山をバックに琵琶湖から飛び立つコハクチョウ(10日午前9時41分、長浜市湖北町)

竹生島や雪化粧した対岸の山をバックに琵琶湖から飛び立つコハクチョウ(10日午前9時41分、長浜市湖北町)

 滋賀県長浜市湖北町などの琵琶湖岸で、冬の間を過ごしたコハクチョウがシベリアに戻る北帰行が始まっている。春の訪れを間近に「冬の使者」が湖北に別れを告げている。

 湖北野鳥センター(同市)によると、今季は昨年10月12日に初飛来した。1月14日には、琵琶湖全体に飛来したコハクチョウは統計が残る1977年以降で過去最多の924羽を記録した。東北や北陸地方の大雪が影響したという。例年は600羽ほどが飛来する。

 市内の尾上港から南へ湖岸道路沿い2・5キロにわたって広がる湖北水鳥公園では10日朝、コハクチョウが対岸の竹生島や雪化粧した山々をバックに群れをなして飛び立つ姿が見られた。北帰行は今月下旬まで続くという。