山科署

山科署

 国の安全基準を満たさないヘルメットをインターネットで販売したとして、京都府警交通捜査課と山科署は10日、消費生活用製品安全法違反などの疑いで、ともに輸入販売業の三重県四日市市の男性(32)と広島市安佐北区の男性(35)ら3人を書類送検した。基準不適合のヘルメットはネット上で多数流通しており、販売業者の摘発は全国初とみられるという。

 府警によると、男性らが輸入販売していたのは中国メーカー製のヘルメットで府警が外部機関で検査したところ、強度や衝撃吸収性が低かった。昨年5月には、同型のヘルメットを着用したオートバイの運転手が顔や頭の骨を折る重傷事故が京都市内で2件起きたという。

 書類送検容疑は昨年9月と11月、ヤフーショッピングのサイトで日本の技術基準に適合しないバイク用ヘルメット計2点を販売するなどした疑い。

 府警の説明では、3人はネットストアを少なくとも2店舗運営。ヘルメットの価格は約4千円で、日本の大手メーカー品の1割程度だった。昨年2~12月に136個を販売しており、「金もうけのためだった」などと供述している。