巨大な鏡餅の前で法要を営む僧侶たち(京都市下京区)

巨大な鏡餅の前で法要を営む僧侶たち(京都市下京区)

 紅白の巨大な餅を持ち上げる時間を競う醍醐寺(京都市伏見区)の「餅上げ力奉納」の餅と同じ大鏡餅の展示が11日、下京区のホテルグランヴィア京都のロビーで始まった。僧侶による入魂式も営まれ、ホテル利用客らが足を止めていた。

 餅上げ力奉納は、23日に行う同寺の法要「五大力尊仁王会」の恒例行事で「五大力さん」の名で親しまれる。男性は150キロ、女性は90キロの餅を抱え上げ、五大明王に力を奉納して無病息災を祈る。

 ロビーには、男性用と同じ150キロの紅白2段の餅が飾られ、山伏の衣装をまとった僧侶4人が餅の前で法要を執り行った。仲田順英執行は、猛威を振るう新型コロナウイルスに触れ「病魔退散と人々の心の平安を祈りたい」と話した。餅は23日まで展示される。