試作したパパイア茶と、グリーンパパイアを手にする横山さん(亀岡市内)

試作したパパイア茶と、グリーンパパイアを手にする横山さん(亀岡市内)

 京都府南丹市八木町八木嶋でグリーンパパイアを育てる男性が、葉を生かした茶の販売に乗り出す。ポリフェノールを多く含む特徴に着目した。製造には障害者が携わり、雇用を生み出していく。

 合同会社自然農業なんたん環境村の代表社員横山勝則さん(64)=亀岡市篠町=が、八木嶋の地元自治会の協力を得て、休耕地を借りて栽培している。味や食感は大根に似ており、サラダなど幅広い料理に使える。


 茶の製造では、捨てられがちな葉をパウダーにして生かす。パパイアの香りがほんのりと漂い、味はわずかな苦みがある。赤ワインを大きく上回るポリフェノールを含有しているという。


 一般社団法人京都発明協会(京都市下京区)などの支援を受け、味わいや内容量、パッケージデザインを練った他、栄養成分の分析、販売時に活用する商標の出願などを進めた。


 商品名や価格は調整中で、発売は2022年になる見通し。パッケージには、NPO法人障碍(がい)者芸術推進研究機構(天才アートKYOTO、京都市東山区)の作家が描いた絵を用いる。製造は障害者や引きこもりの人らに担ってもらう予定で、社会参加を促す。横山さんは「『パパイアのまち南丹市』を打ち出しつつ、障害者らの活躍にもつなげたい」と話す。