JR綾部駅の改札前に登場した、駅員手作りのサクラ型メッセージボードと沼田駅長(綾部市)

JR綾部駅の改札前に登場した、駅員手作りのサクラ型メッセージボードと沼田駅長(綾部市)

 高校生の利用者が多い京都府綾部市のJR綾部駅改札前に、サクラの木を模したメッセージボードが登場した。卒業シーズンを迎える生徒たちを祝福しようと駅員たちが企画。花びらに描かれた応援のコメントで、通学客を出迎えている。

 同駅とその管理駅となっている西舞鶴駅、東舞鶴駅では毎年、電車通学の生徒に向けたメッセージボードを用意している。入学、七夕、卒業の各季節、駅構内に置き、自由にコメントを書き込めるようにしている。

 綾部駅では昨年末、改札脇のキヨスクが閉店。駅窓口も機械化が進む中で、人の温かみを提供する方法を模索してきた。そこで駅員が色紙や段ボールを切り抜き、サクラの花びらや幹を表現。旧キヨスクのシャッターをボード代わりに飾り付けた。

 花びらには、新たな一歩を踏み出す卒業生へ、駅員が応援の言葉を寄せた。記入台とペンも置き、節目へのさまざまな思いを書き込めるようにしている。3月上旬、卒業式が終わるころまで設置する。現在は書き込みも少なく五分咲きといったところだが、沼田伸二駅長は「式が近づけば増えるはず。卒業後に、この前で記念写真でも撮ってもらえれば」との思いで見守っている。