Mt.FUJI 1996年

 キャンバスにはじける色彩、可愛くてちょっと不思議な妖精たち、差し伸べられる手、手、手。お笑いコンビ「とんねるず」として活動する一方、画家として活躍する木梨憲武さんの絵画や立体作品を集めた個展「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」が16日から、京都文化博物館(京都市中京区)で始まる。

感謝 2013年

 今回の展覧会は、2度目の全国美術館ツアーとして2018年7月の大阪会場からスタートした。新型コロナウイルスの感染拡大のため、一部会場が延期になったが、これまでに約60万人が訪れ、自由奔放な作品の数々を楽しんでいる。

窓 2018年

 京都会場には絵画、ドローイング、映像、オブジェなど約200点を出展。中でも、手をモチーフに人のつながりを表現する「REACH OUT」や、オリジナルの妖精たちが無数に並ぶ「フェアリーズ」など長く表現し続けているシリーズ作品が楽しい。いったん完成した作品にも手を入れ、会場ごとにどんどんイメージを変えるという。

REACH OUT 2018年
REACH OUT LOVE 2018年
REACH OUT Tree 2018年

 テレビの企画をきっかけに、1994年からアートに取り組み始めた木梨さんは、すぐにその魅力にとりつかれ、東京のアトリエで「(作品の)色や形やタイトルがふいにやってくる」のを待つ日々だという。テレビで見る木梨さんと同じように、展覧会も見る人を幸せにしてくれる。

 「京都には何か新作を持って行きますよ」。木梨さんは開催前のインタビューで笑顔で話した。

作品制作を行う木梨憲武さん 撮影:杉田裕一 いずれも画像は(C)NORITAKE KINASHI

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「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」

 

【会期】2月16日(火)~3月28日(日)
【開館時間】午前10時~午後6時(金曜は午後7時半まで。入場は30分前まで)。月曜休館
【会場】京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)
【入場料】一般1600(1400)円、高大生1300(1100)円、小中学生600(400)円。かっこ内は前売りと団体(20人以上)料金
【主催】京都府、京都文化博物館、京都新聞、産経新聞社、読売テレビ、イムラアートギャラリー
【特別協力】コッカ