南丹市役所

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 京都府南丹市発注の浄水場工事を巡って業者に入札情報を漏らしたとして、京都府警捜査2課と南丹署などは12日、官製談合防止法違反の疑いで、同市の土木建築部次長の男(58)=同市園部町=と上水道課長補佐の男(48)=同市園部町=を逮捕した。また、公契約関係競売入札妨害の疑いで同市の土木建設会社社長の男(56)=同市園部町=を逮捕した。府警は3人の認否を明らかにしていない。


 職員2人の逮捕容疑は共謀し、2019年12月25日に市が行った船岡浄水場整備工事の一般競争入札で、同月上旬ごろに直接工事費など4項目の非公表情報を事前に教え、落札できる下限の最低制限価格と同額の2177万1千円で落札させた疑い。


 府警の説明では、土木建築部次長の男は社長の男と遠縁の親戚で幼なじみ。社長の男から依頼を受け、課長補佐の男から入札情報を聞き取って伝えていたという。事件当時、課長補佐の男は上水道課の係長で、入札情報を知りうる立場だった。


 浄水場工事の予定価格は2444万6千円で、5社が入札に参加し、3社が最低制限価格を下回って失格となった。府警によると、この土木建設会社は17年度以降、市発注の水道関連工事を6件(計約1億1400万円)落札。全てが最低制限価格と同額だった。


 土木建築部次長の男は1983年に旧園部町に採用され、上水道課長などを経て、19年4月から土木建築部次長を務めている。