風にそよぐ薄い丹後ちりめんに投影された木々や波紋の柄が動きだす-。府織物・機械金属振興センター(京丹後市)が昨年開発した薄く軽い生地の活用法が注目されている。導電性の糸を織り込むことで微風を読み取ることができ、揺れに共鳴するようプログラム化した映像をパソコンを使って生地に投射できる。インテリアや空間演出での活用に期待されている。

 生地名は「空気に漂うジョーゼット」。ジョーゼットはちりめんの一種を意味し、縦糸と緯糸の両方に強い撚(よ)りをかけて織り、薄く柔らかく仕上げた。同センター技術支援課の主任研究員徳本幸紘さん(39)が5年前から