職員2人が逮捕されたことを受け、会見で謝罪する南丹市の西村良平市長(右から2人目)や幹部職員ら=13日午後3時すぎ、南丹市園部町・市役所

職員2人が逮捕されたことを受け、会見で謝罪する南丹市の西村良平市長(右から2人目)や幹部職員ら=13日午後3時すぎ、南丹市園部町・市役所

 京都府南丹市の職員2人が官製談合防止法違反容疑で逮捕された事件を受け、同市は13日、事件の背景や入札制度の在り方の調査に乗り出す方針を明らかにした。

 同市園部町の市役所で記者会見した西村良平市長は「心からおわびする」と謝罪した。逮捕された土木建築部次長の男が30年以上、水道行政に携わっていたことから、同じ部署に長くいる弊害や法令順守意識の不徹底が一因との見方を示した。

 今回の容疑以外でも最低制限価格と同額での落札が相次ぐ不自然さをただす声に、堀江長総務部長は「業者の積算能力の向上があり、一致しているからといって不正とは判断できない」と強調した。

 西村市長は再発防止に向け、「公正な入札の確保に向け、真相を解明する」と語り、過去の入札も含めて広く調べるとした。