新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 京都府と京都市は13日、新型コロナウイルスで1人が死亡し、新たに未就学児から90歳以上までの23人が感染したと発表した。全員が軽症か無症状で、感染経路不明は9人。府内の死者は145人、感染者は8894人となった。

 京都市の発表では死亡した1人は入院中で、遺族の意向で詳細を公表していない。市の新規感染者は20人。クラスター(感染者集団)関連は、これまで利用者ら7人が感染していた高齢者福祉施設で新たに職員4人が感染。また、別の高齢者福祉施設2カ所で職員1人ずつの感染が判明した。

 府発表分の3人は、福知山市、精華町、南山城村の各1人だった。

 府は同日、緊急事態宣言の解除を政府に要請する独自の目安を満たしたことを明らかにした。すぐに使える重症者用病床(高度重症病床)38床の使用率は12日時点で10・5%となり、7日連続で50%未満を達成。1日当たりの新規感染者の基準もクリアした。

 解除を要請するかについて、府は今後専門家の見解を確認し、隣接する大阪、兵庫両府県と足並みをそろえ、15日以降に検討する考えを示している。

 このほか、京都府立医科大付属病院(京都市上京区)は13日、入院患者ら5人が感染したと発表した。この病棟で新規入院を停止する以外は通常通り診療を行うという。