最終日には1日で過去最高の1913人が来場した「麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館」(京都府亀岡市追分町)

最終日には1日で過去最高の1913人が来場した「麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館」(京都府亀岡市追分町)

亀岡が明智光秀で盛り上がるよう思いを込めて火縄銃を放った丹波亀山鉄砲隊

亀岡が明智光秀で盛り上がるよう思いを込めて火縄銃を放った丹波亀山鉄砲隊

最終日で多くのファンらが駆けつけた「麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館」

最終日で多くのファンらが駆けつけた「麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館」

 明智光秀ゆかりの京都府亀岡市に期間限定で設けられていた「麒麟(きりん)がくる 京都亀岡大河ドラマ館」が14日、閉館し、セレモニーにはドラマの出演俳優からメッセージが寄せられた。新型コロナウイルスの影響で入館者総数は想定を大幅に下回ったが、好評だったドラマを惜しむ「麒麟ロス」で終盤に盛り返し、最終日に10万人を突破することができた。

 ドラマ館は昨年1月11日に開館。会期中に50万人の来場を見込んだが、新型コロナウイルスの影響で3月以降、団体ツアーのキャンセルが相次ぎ、4月11日~5月24日は休館した。11月には「Go To トラベル」効果で持ち直し、開館期間も今年2月まで1カ月延長することにしたものの、コロナ第3波の影響で客は再び激減した。

 一方、ドラマは京都が主な舞台となった昨年末以降、「本能寺の変」に向けた怒濤(どとう)の展開と俳優の好演で関心も高まり、2月7日、光秀の生存説をにおわせる形で終了。インターネット上でも盛り上がり、ドラマ館の入館者数は、最終日に過去最高の1913人が訪れ、延べ10万1260人となった。

 閉館セレモニーは大勢のファンが見守る中で催され、光秀重臣の藤田伝吾を演じた俳優徳重聡さんからのメッセージも紹介された。「先人たちに尊敬の念を持ち、敬意を払う生き方はとても素晴らしい。一緒に大河ドラマを盛り上げていただき、感謝しています」

 桂川孝裕市長は「これからが本番。日本全国に人となりを見せた光秀公のまち亀岡としてより発展していける。霧が晴れて麒麟が来るであろうと期待している」と述べた。

 市太鼓連合会による太鼓の演奏や、丹波亀山鉄砲隊の古式火縄銃を使った演武も会場を盛り上げ、亀岡の特産品やドラマ関連グッズが当たる抽選会も行われた。