2年前の都をどりで勢ぞろいして踊る芸舞妓(2019年3月、京都市東山区)

2年前の都をどりで勢ぞろいして踊る芸舞妓(2019年3月、京都市東山区)

 花街・祇園甲部歌舞会(京都市東山区)は15日、春の舞踊公演「都をどり」を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染状況の先行きが見通せず「観客や出演者の健康、安全を第一に考えると中止せざるを得ない」としている。中止は昨春に続いて2年連続。

 今年の都をどりは4月1~20日、南座(同区)で行う予定で、祇園甲部は昨年12月に開催を発表した。しかしその後、京都府に2度目の緊急事態宣言が出されるなど感染拡大を受け、対応を改めて協議していた。歌舞会は「今年こそ開催できると信じていたが、現状では十分な準備もできない。本当に残念」と話している。

 五花街の春公演では、上七軒が「北野をどり」の開催を中止している。